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ルポ 貧困大国アメリカ Ⅱ

02-28,2010

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)
(2010/01/21)
堤 未果

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以前にⅠは読んだことがあり、結構アメリカの現状について驚きましたが、
たまたま利用者さんがこの本を読んでいて貸していただきました。
結構ズバッと書いてあってこれが事実だとしたら恐ろしい内容です。
あくまでもこの書いた人の見たことであるので、1つの参考としてみてください。

一般のアメリカのイメージは自由で好きな事をして生きていけるというイメージが僕にはあります。
他民族国家の中で自分が自分らしく生きていける。そういった印象をうけます。
アメリカンドリームという言葉があるようにアメリカにいけば夢がかなうかもしれないという気持ちも抱きます。
ただこの本に書いてある内容が本当だとしたら僕が思っているよりももっともっと少ない人なのかもしれません。

アメリカはニュースでも報道されているとおり、小さな政府です。
国が大きな公的なサービスをすることを避け、
公的なサービスは民営化されている場合が多いです。
たとえば
医療福祉、教育(とくに大学)などはまだイメージしやすいところですが、
民営化された刑務所や、戦争に派遣している民営会社などもあります。

アメリカでは日本では当然のような公的な部分の多くが民営化をしているのです。
とうぜん民営化するからには利益を追い求めます。

内容を紹介すると
「医療・福祉サービスは保険料が払えない無保険者が増え、また薬などの医療費も年々増加している。
老人専用の公的保険制度でさえ薬価は自己負担になている。
国内には4200万人の飢餓人口と4700万人の無保険者がいる。
教育も年々授業料が高騰し、それを払う学生は皆借金をして大学にいっている。
その借金も10%を軽く超える利子でまた学資ローンは自己破産できないようになっているため
年々増え続ける授業料に耐え切れなく、働いても返せないほどの借金が膨れ上がる学生もたくさんいる。
刑務所ではただ同然の働きをされるばかりでなく、部屋代などの生活費の料金をとられ、出所するころにはその借金と利子で首が回らない状況になっている。もともと貧困から犯罪を犯した場合が多いのに。
また世界でもかなり安い人件費ですむことで、アメリカ自体の雇用を減らしている。
職にあふれた人や借金ずけになったホームレスは犯罪者としてあつかわれ、一度検挙されれば、一年間アパートなどを借りることができなくなる。
戦争ではあらたに戦争税として税金を徴収しようという案もでている。ただでさえ国民の税金は戦争に使われて福利厚生などはにはほとんど使われないのに。」

などなどショッキングな内容が書かれてます。もちろん州によって事情が大きく変わると思います。あくまでも例です。

オバマさんも国民皆保険を訴えていたのにいつのまにかその主張を変えてしまった。
結局オバマさんもそういった得を今している団体から政治献金をたくさん受け取っている。

失業率は一年以上失業ている人はカウントしてないという事であるが、
それを含めた実質失業率は17%を超えるという。

国民はあらゆる場面で借金づけにされ、
必要な医療、教育さえも受けらない。それは貧困層だけでなく、中流と言われるひとまで広がっている。
まともに勉強することができない、まともに年をとることができない。
その中でどうやって夢をみていくことができるんだろうか。
借金をする必要がまったくない人だけが進んでいける。格差なんて開きまくりです。


本に書かれたとおりだとすると
アメリカにはとても未来なんか想像できなかった。
日本のほうがまだたくさん夢を見れると思う。


アメリカの批判をしているわけじゃないです。アメリカはいってみたい国です。
いい人もたくさんいると思います。いろんな経験ができそうです。
ただそういった社会システムが恐ろしく感じます。

なんでも民営化すればいいってもんじゃなく、最低限の公的サービスは維持していくほうがいい。
かつて日本も小泉さんと竹中さんは右へならへと小さな政府を目指してました。
日本はアメリカに右へならへじゃなくて、日本にもたたくさんいいところがあると思う。

最近はスウェーデンなどの福祉国家も世界的な経済不況によりサービスの質が低下していると聞く。
色々問題はあるけど日本の中福祉中負担も捨てたもんじゃないのかな。

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