スポンサーサイト

-----,--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自分の性格は学習して作られるもの

07-06,2011

■セルフイメージは僕らが成長する中で様々な影響を受けて作られるもの。初めから持っている物ではない。
セルフイメージは先ほど少しふれたようにおギャーと生まれてきてから今まで人生を歩んできた中で体験や経験によって確立されていくものです。もう少し詳しく書くと生まれ、その生活を送っていく上で様々な事があるわけです。みなさんも人生人それぞれの様々な事があったでしょう?その体験や経験の中で自分を発見するのです。意外だと思うかもしれません。しかし自分は学習されたもので、もとから確立されていたわけではありません。例えば子供のころに大切にされていれば、自分の事を大切だと思いますし、笑顔の絶えない家庭に育つと自分は楽しいという認識を持ちやすくなります。逆に子供の時にいじめられていたりすると自分に対してポジティブなイメージを持ちにくくなります。家庭環境は人に大きな影響を与えます。(でもがっかりしないでください。前に言った通りイメージなので変えることができるのです。)もちろん実際は様々な経験が複雑に絡み合って今のあたなのセルフイメージを作っています。


 つまりセルフイメージはあなたが生まれてきてから、今携帯かパソコンの画面を見ているまでに起こった色んな事をもとに形成されてきたものです。僕らは生まれてきてからずっと環境の中で成長していきます。もしかしたらおなかの中にいる時や、そればかりではなく受精したときでさえ環境の影響を受けているのかもしれません。どちらにしろ人は環境の影響を受けながら育っていきます。(環境とは自分以外すべての事です。)


 その中で様々事を学習するわけです。子供心に「こんな事はしてはいけない」とか「愛されるとはこういことか」とか「勉強しないと怒られる」とかほんとに様々な事を無意識的にも意識的にも自分の価値観を学習していきます。そして少しづつ自分のセルフイメージについても学習していきます。セルフイメージは思いこみだと散々言ってきましたが、無意識に自分について学習している事と言い変えることも可能です。「自分とはこういう人なんだ」というのを自分で見つけ学習していきます。勉強というと何か机の前で椅子に腰掛けて行うイメージですが、学校でする勉強だけが学習ではありません。学問は生きるうえではわずかな部分です。この世に生を受けてから様々なことを体験し考え方や価値観・イメージなど、生きる行為そのもの自体がすべて学習なのです。また学習はいい事だけ学習するわけじゃありません。いいも悪いも関係なく学習していきます。初めから今のあなたがいるわけではなく、生まれて育つなかで自分とは「こんな人」だと少しづつ学習する事で今のあなたがいるわけです。


■環境と個人の要因で学習する内容がかわる
その学習をする中でもう一つとても大切な要因があります。それは個人の特性です。同じ環境の中にいても人により行動が違います。もちろんそれまでに学習した内容が違えば当然行動は違うわけです。例えば自分は「サンマをAのスーパーに200円で買いにいこう」と思い買い物にでかけに行く事があったとします。途中でBのスーパーのほうが安いわよ。120円だったじゃない。と言う声を近所の奥さんから聞きます。あわててBのスーパーにサンマを買いにいきました。そして行動が変わりました。


 またいきなりサンマを買うとか何を言っているんだという感じですけね。言いたいのはサンマ120円で安いという事を学習し行動が変わったわけです。学習しなければ200円のAスーパーに買い物に行ってたでしょう。つまり環境の影響を受けて行動が変わったということですね。環境により行動が変われば学習する内容もかわります。サンマ120円で買うことができれば、自分はなんてやりくり上手だと思うかもしれません。逆に200円でかって後でスーパーのチラシで120円だったと知れば、自分は抜けているなぁなんて思うかもしれません。これは一例ですが。


では同じ環境であればどうでしょう。人はまったく同じように学習すると思いますか?友達と同じ学校に言っても同じような成績でしょうか。兄弟だと家庭が同じであるかもしれませんが同じような性格をしていますか?人が違うと体の大きさも違います。肌の色だって違う。その日の健康状態だって違います。もっと沢山の違いがあるでしょう。同じ環境でも人が違えば学習した内容は変化するという事です。一卵性双生児の双子の場合でも今までの環境が違えば学習する内容は個々で違ってきますから、まったく同じにはなりません。


同じDNAであろうと学習した事が似かよることはあるかもしれませんが、まったく同じなんて事はできません。なぜなら完全に同じ環境にいることは不可能だからです。同じ部屋でも立つ位置が違えば学習する内容はそれだけでも変化します。学習した内容が少しでも変わればそれは脳に影響を与えます。そして脳は学習した内容に応じて変化していきます。これを脳の可塑性(かそせい)と呼んでいます。可塑性なんて言葉でいうから難しく聞こえますが、要は脳は常に変化しているし、今後も変化する可能性があるという事です。そして人はいくつになっても学習できるという意味です。


サンマを120円でBスーパが売っているとい事を知るだけでも脳は変化していまます。余談ですが可塑性って難しい言葉ですよね。私はリハビリの学生の頃、可塑性という言葉を聞いてもさっぱり意味がつまめませんでした。今の例を難しく言うと脳の可塑性により環境からサンマ120円という情報を聴覚からの刺激によって、主婦はその事を認知する。結果学習し行動変容が発生した。行動した結果セルフイメージの変化がみられた。とかなんとか。なんでみんな難しく言う事が好きなんでしょうね。そんなの絶対わかりにくいだけなのに。可塑性というのは脳が常に変化しているしこれからも変化する可能性があるということです。可塑性といわず脳の柔軟性といえばそれですむ話です。



■学習はさせられるものでなく、するもの。
 学習とは自分でするのが効果的です。というかすべて実は自分でしています。サンマ120円の例でさえ自分がそれを理解し安いかどうかを自分で判断し決定しているから学習したのです。つまり自分の中で処理しないと情報は学習できません。何も関係ない人にいきなりサンマ120円といわれてもポカンとするだけでしょう。たぶん先ほどのあなたのように。それがちょっとでも安くておいしいものを買おうと買い物に出けている主婦が偶然耳にするとその反応はまったく違うわけです。つまり情報を主体的に処理する事でより学習は進むことが可能になります。私たちの多くは教育だと一方的に知識を教えようとしますが、それは受け身にさせていることで学習の質はかなり悪いものなんです。そればかりか生きている限り学習していますから、無理やりさえることで、自分に自信をもてないなどのセルフイメージなんかも学習します。


■セルフイメージは個人の特性とこれまでの生活や環境によって学習してきたもの
話を元にもどしましょう。昔科学者が個人の生活を決定づける要因として、DNAか個人の環境かどちらなのかという分析をしていました。なんらかの理由で双子が離れ離れになって生活している人の趣味・趣向・性格などを調べたそうです。結論として「どちらの要因もある」という事だそうです。つまり個人の性格を決定づける要因として個人の特性と生活状況の両方があるという事です。セルフイメージも個人の特性もありますが、その生活状況や環境によって当然影響を受けます。セルフイメージは常に少しづつ変化します。脳は変化するのですから当然ですね。セルフイメージを固定化しようとするととたんに窮屈になります。また後で書きますがポジティブなセルフイメージでも固定することはストレスにつながります。


セルフイメージの柔軟性や個々の特性についてもう少し考えてみましょう。自分が尊敬している人に「あなたはすごい」と言われてみてください。実際にはそんな都合よく言われないので、イメージしてみてください。もし言われたら自分はすごいかもと思いませんか?まぁ俗にいう天狗になるというやつですね。恐い恐い。逆に尊敬している人に「あなたはもうやめたほうがいい、全然ダメ」と言われると自分はダメなのかもと思ってしまいます。私もこんなん言われたらへこみます。もちろん学習する内容は人それぞれですから、ここでそんな事はないと思える人や、すごくへこむ人、逆にやる気が出る人など様々なわけです。そこに本来持っている個人の特性や、今まで形成してきたセルフイメージなどが影響しているわけです。だけどいずれにしろこのような出来事がセルフイメージになんらかの影響をもたらす事は確かです。


 まとめるとセルフイメージとは個人の特性と、これまでの生活や環境によって学習し形成されたものです。生まれ持っての個人の特性は変えることは正直難しいかもしれませんが、しかし生活や環境によって形成されてきた部分もあるなら今後の生活や環境しだいで当然変える事は可能なのです。またこれから生活を送っていく上で様々な体験することは、無意識でもあなたはセルフイメージに影響を与えます。


■人はいつでも学習することができる
 そんなことは難しいと思うかもしれません。自分を変えるなんて事はできないと思うかもしれません。それは変えることができないのではなく、今まで行ったやり方がうまくなかったのです。私は老人にかかわる仕事をしていました。その中で認知症の人とも沢山かかわらせてもらうことができました。そういった方々は記憶能力が低下して今あった事を忘れてしまうことが多いのです。言いかえると個人の特性として環境に適応する能力が障害として低下している傾向があります。そういった人でも環境や生活しだいで生き生きと過ごしている人も沢山みてきました。記憶力が低下しているのに自分に自信がつきセルフイメージが変化していった人もみてきました。記憶があるというのはあくまで意識化しているものだけです。記憶が学習のすべてではありません。記憶することが学習というのは今までの教育の悪い部分です。記憶がなくても無意識の中では変化や影響が起こっているのです。それも含めての学習です。


※余談ですが、障害とは環境に適応できていないことであり、能力低下、機能低下とは環境に適応する能力が低下していると言う事です。くわしくは僕の他の記事を見てください。

セルフイメージは常に形成されているものなんです。これで終わりという時は死ぬときなのかもしれません。セルフイメージが変化しにくい人は、セルフイメージを使った行動パターンで動きます。同じ生活を習慣的に続ければ、脳の可塑性というとってもよいものを使いません。いくらすばらしい脳でも使わないとカチコチになります。そうなれば同じセルフイメージの上書きになり変化は起こりにくいでしょう。それは自分をずっと固定されたイメージ、固定された行動をして自分の可能性を見ようとしていないことです。人は障害を持っても高齢になってもその時、その時の過ごし方でセルフイメージを常に形成しています。死ぬまでセルフイメージを作りつづけているのです。そしてどんな人でも適切に行えば変化することができます。ほとんどの人は無理やり変えようとするから、結果しんどくなったり続きません。


■セルフイメージをよりよく生きる道具として使う
このセルフイメージを使いこなせばよりよく生きることができます。だからといってよく巷に書いてあるポジティブにとか、前向きとかそういう意味ではありません。セルフイメージを自分だという思い込みから引き離し、よりよく生きるための道具としてセルフイメージを使いこなしていくことは大切です。セルフイメージは一生を通じて書き込み使用する自分の説明書のようなものです。セルフイメージは人間が作り出した道具であり、自分自身の本質ではないのです。その道具を自分を苦しめるものではなく、自分の生きやすいように使うこともできるのです





>>>表紙に戻る

関連記事

COMMENT

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:
  • secret:
  • 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。