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環境に適応しようとする能力と、適応した状態を保つ能力と。 脳を考える。

06-12,2010

earth egg
by azrainman

僕が思うに、脳は環境に適応する能力と環境に適応した状態を保つ能力があるように思います。
変化する事に抵抗がある人がいるじゃないですか。
それは脳の機能として今ある環境に適応した状態を保つ能力が働いているからだと思います。
(この適応した状態というのは、色んな適応の仕方があり、質のよい適応も質のよくない適応もあると思います。)
環境に適応しようとする能力も環境に適応した状態を保つ能力もどちらにしろ、今ある環境に適応するためのものだと思います。

慣れない環境でも一度適応してしまえば後はそれを保つだけでエネルギーを使わず個体としては非常に楽です。それがいいかどうかは別にして。



脳は色んな機能があります。体を動かす能力とか、しゃべる能力とか、空間を認識する能力とか。何にかとてもややこしいですね。脳の話になったらなんかブラックボックスを除いているような、非常に複雑でややこしい印象を受けます。実際複雑なんでしょうけど。

シンプルに脳は何をしているのかというと、僕は「環境の適応を調整する」という事が脳の大きな役割だと思います。
それを自分の体という道具を使ってその環境適応を図っているという事が人間として、また生物全体として言えるのかもしれません。適応することで生物は進化してきたし、生き生きと過ごす事ができます。
その調整する能力として、「環境に適応しようとする能力」と、「適応を保つ能力」があると思います。



何にせよ一度環境に適応してしまえば非常に楽です。
それを保つ事さえできれば、個体は楽に過ごせる事ができるんですから。
だけど、ここで問題があります。環境は常に一定とは限らないという事です。
むしろ環境は変わる事のほうが多いといえます。
そのために環境の適応を保つ能力ばかりを使うとここで問題になるんです。
環境が違うのに、個体は以前の環境に対して保とうとしてします。
そうなれば、以前の環境は存在しないものですからやはり新しい環境に適応する事が難しくなります。



もう1つ問題があります。今の環境よりももっといい環境があるかもしれないし、同じ環境であってもよりよい適応の仕方があるかもしれないという事です。
もっとよい環境があるかもしれないのに、今の環境に適応する事に慣れすぎると新たな環境に適応する事をしなくなります。

そればかりか同じ環境でもよりよい適応の仕方があるかもしれないのに一定のパターン化した適応の仕方になれすぎているために違う適応の仕方を学習する事ができない事もあります。
よく不満がどこかあるのに安定をもとめて今の生活を変えることができないというのはこの例ですかね。



こう書いていれば、環境適応を保つ能力というのは一見なにか生活していく上で邪魔だと感じるかもしれませんが、そうではありません。この保つ能力は環境適応を維持する上でとても大切です。この能力がないと、僕らは常に環境に新しく適応していかなければいけません。それは時々ならワクワクするかもしれませんが、ずっと適応しようとして生活するとエネルギーの使用が増大で僕らはまともに生活する事が難しくなります。

僕らの何気ない行動や習慣なども環境適応を保つ能力が働いています。
仮に自転車でどこかに行こうとして、自転車のこぎかたの練習から毎回しなければいけないと思うとぞっとしますね。
環境適応を保つ能力も必要なんです。



結局この環境適応を保つ能力と、環境適応しようとする能力のバランスが大切なんだと思います。このバランスがしっかり調整されると、生物は新しい環境に適応し、またその中で保つ事ができます。そしてまた環境が変われば適応する事ができるし、今の環境の中でもよりよい適応を行う事ができる。また自分から新し環境を発見し適応する事もできます。

適応しようとする能力も保つ能力も結局脳の可塑性が働いていると思います。どちらにせよ、脳はずっと保つ能力を使うとその適応の仕方を強化しますし、逆に新たな環境に適応しようとしても徐々に新しい環境の中で少しずつ習慣化し適応を保てるようにしていきます。よく頭がカチカチだというのはカチカチにより固くもなるという事です。

柔らかい脳に変化しようと思えば、結局あらたな環境の中で違う習慣化を脳の中にインプットすることなんかなとも思います。それが新たな脳のマップを作る事になる。そしてそれを強化していく。しかしそれだけでは今度は新しい習慣に頭がカチカチになっちゃうので、常に適応しようとする能力とのバランスをとっていくことで柔軟な脳ができるのではないかと思います。



きっとこの考え方は僕らが生活していく中でも、また逆に人の生活を援助する上でも役に立つものではないかと思います。僕らの生活でもたくさんの新しい環境があるはずです。きっと今まで何も考えずただ習慣化しているもの、例えば自転車に乗るだけでなく、思考パターンとか動きのパターンとか、行動の仕方なんかを見直してみるといいかもしれません。ちょっと環境に適応しようとする能力をだいしてあげればいいんです。それはどうしたらいいかと言いますと、「とりえあえずやってみる。」これに尽きると思います。

そして「同じ失敗をしないこと」。失敗は悪い事ではありません。むしろ環境に適応しようとうする能力を発揮する上で失敗する事は必要です。失敗するからまた再度調整し、環境の適応を図ろうとする事ができます。しかし同じ失敗ばかりすると同じ失敗に脳は慣れてしまいます。同じ失敗をするという事を学習し保ってしまいます。そして習慣化されます。
失敗をするのはかまいませんが、少しだけでも依然と違う失敗を積み重ねていくことで環境に適応しようという能力が発揮され、また徐々によい適応の仕方を発見することができます。よい適応の仕方が見つかれば保っていけばいい。同じ失敗を学習し習慣化しないようにするために大切なポイントです。まったく違う失敗じゃなくてもいいんです。人からは同じ失敗でも自分がその違いを感じれたならそれでいいです。



とりあえずやってみることによって、今までの環境に適応する事を保つ能力から解放し、環境に適応する能力を引き出す事ができます。そしてやってみてよいと思ったら、また環境に適応する事を保つ能力で習慣化していく。失敗したら失敗したでそこから学び違う失敗をしていく。そうすることによって柔軟に行動できるし、柔軟に環境に適応できます。脳はきっとそういう風にできてます。



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