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人を援助するうえでの量と質

04-26,2010

family jamp
original up date byEvil Erin

■量ばかり見てない?

最近量ばかりを重要視されている傾向があります。

できたか、できてないか。
していないか、しているか。
やっているか、やってないか。
一部介助か全介助か。
わかるか。わかならいか。
動けるか、動けないか。

ここであげているのはすべて量の話です。

一見、量ですべてを語れるように思いますが、実は難しい話です。

■同じしているでもさせられているのとは大違い。「どのように」が大切

できるにしても、それが「どのように」できているかが大切だったりします。
していても、それがさせられているのと、自分でしているのでは大きく変わります。

同じしているでも、させられている限り人間は元気になりません。
僕らでも何かをさせられるとやる気がでませんよね。
無理やりさせられて体を動かしてみても、心は動かなければよけいに体は動かなくなります。

しているか、していないかの量だけみても質が欠けていては元気になりにくいと思います。

それなのにしているからと言って、それをよいことだと他の人に言われて納得できます?

無理やりしてみて気づくこともできるかもしれませんが、それは自分が主体的に行動した時だけだと思います。

■量だけもみる評価でいいの?(評価という言葉もあまり好きではありませんが)

リハでもケアでもいつも量ばかりを見ています。
しているか、していなかで点数をつけたり。
できるか、できないかで点数をつける。
分かっているか、分かってないかで点数をつける。

ほかの評価法も似たようなもんです。

量ばかりをみると質をみる事ができません。
もちろん量を把握するなという事ではありません。
量を把握することも大切ですが、質を伴わないと意味がないと思います。
それがどのようにしているか。どのようにできるのか。どのように理解しているかをもっと見ないといけないんじゃないでしょうか。

■質は本人の健康や機能を左右する。

例えば誰かに介助をされてご飯を食べさせてもらっている時、とても大切な人に介助をしてもらったらおいしくご飯が食べられるかもしれません。(もちろん人によりますが)

しかし嫌いな人に介助をされればご飯なんて食べたくなりたくなくなります。
一方はご飯を食べて元気になるのに、一方はご飯を食べなくなって弱っていく。極端にいえば死ぬことも考えられます。

あまり質は本人の機能に影響をあまりしないととらえられがちですが、実はその人の体や心の機能、健康に大きな影響をもたらします。

それなのに量だけをみて人を援助することはかなり無理があります。
質を確保することで、本当に元気になる事ができるのではないかと思います。

その質はだれが決めると思いますか。実は介助される本人なんです。僕ら援助者じゃありません。
僕らがこの介助は質があると決めても、される本人が質がないと思えば、それは質がないという事です。

つまり一方的な押しつけになる。自分の価値観を押し付けていくことは質を確保することができません。

ではどうすればいいのでしょうか。

■一緒に動く、行う。決めていく。

一方的な押しつけでは質は確保できないんですから、一緒にする事が大切になります。
一緒に行う事で初めて質を確保できます。
一緒にするという事は相手の顔をよく見るという事です。
また動きや反応をしっかりとらえるという事です。

質は1人1人違いますから、当然マニュアルでなく、その場の状況の中で臨機応変に対応している事が必要になります。
同じ人でも朝と夜とでは状況が違う場合だってありますし。

難しい事は考えずに、その時、その時の相手の状態を感じて一緒に作りあげていけばいいんだと思います。

たとえ上手く言葉で何がしたいという事を伝えられない人であっても、たださせるのではなく相手の表情や反応をみながら自分の態度やアプローチを変えていけばいいんです。

■グレーを少しでも白に近づける。

そんな事を言っても無理やりしないと動かない。という事もあるかもしれません。その時はまずどうしたらやりたくなるのか相手の立場にたって考えてください。そもそも本当にそれがしないといけない事ではないかもしれません。逆効果になることも考えられませんか。それならしなくていいし。

たとえしなくてはいけない事だとしても、白か黒かのように一方的に行うのでわなく、少しでもその中で相手の立場に立ち、また相手を感じながらかかわっていく事が大切だと思います。

そりゃあ白のほうがいいですよ。けど黒になるよりグレーのほうがいいんじゃないですか。
本当の白にすることは難しいことかもしれません。だけど今あるグレーを少しでも白に近づける事が大切だと思います。

■量と質を確保する。

質は量の中で生まれます。
何もないところから質は生まれません。量も大切なんです。
しかし量だけになる場合もあります。

いいケアとかリハビリというのは量の中にどれだけ質を含む事ができるかだと思います。
そしてそれが本当に人を元気にできるものだと思います。

量だけを求めるリハビリやケアは本人に本当に役に立つ事ができるんでしょうか?

当然自分自身の生活の中でも質を確保することは生き生きと過ごす上で大切な事です。
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